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さしつかへ
ふりがな文庫
“さしつかへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
差支
88.6%
差閊
11.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
差支
(逆引き)
自分は熊五郎に斬られて死んだと見ても
差支
(
さしつかへ
)
が無いわけで、駒吉が熊井熊五郎であることは何んの
支障
(
ししやう
)
もなく説明されるのです。
銭形平次捕物控:157 娘の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「では
寐
(
ね
)
られる
丈
(
だけ
)
寐
(
ね
)
かして
置
(
お
)
いても
差支
(
さしつかへ
)
ありませんか」と
聞
(
き
)
いたら、
醫者
(
いしや
)
は
用
(
よう
)
さへなければ
別
(
べつ
)
に
起
(
おこ
)
す
必要
(
ひつえう
)
もあるまいと
答
(
こた
)
へた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
さしつかへ(差支)の例文をもっと
(31作品)
見る
差閊
(逆引き)
さねば相成るまじ彦兵衞事病氣と云ひ大坂へ立歸る
路金
(
ろぎん
)
にも
差閊
(
さしつかへ
)
るならんにより右五十兩の金は其方より六兵衞方へ
勘定
(
かんぢやう
)
致して遣はせ
若
(
もし
)
難澁
(
なんじふ
)
申に於ては此方に
存寄
(
ぞんじより
)
ありと申渡されしかば
委細
(
ゐさい
)
畏
(
かしこ
)
まり奉つると返答に及びたり又質屋六兵衞其方儀は彦兵衞が
預
(
あづ
)
け置たる
質物
(
しちもつ
)
一
旦
(
たん
)
盜物
(
ぬすみもの
)
となり取上し所今明白に相分り不正の品に之なき上は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これは、人の前で、殊に盛岡人の前では、
些
(
ちと
)
憚つて然るべき筋の考であるのだが、
茲
(
ここ
)
は何も本気で云ふのでなくて、唯
序
(
ついで
)
に白状するのだから、別段
差閊
(
さしつかへ
)
もあるまい。考といふは
恁
(
かう
)
だ。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
さしつかへ(差閊)の例文をもっと
(4作品)
見る
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