“御邊”の読み方と例文
新字:御辺
読み方割合
ごへん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御邊ごへん可惜あたら武士を捨てて世をのがれ給ひしも、扨は横笛が深草の里に果敢はかなき終りをげたりしも、起りを糾せばみな此の重景が所業にて候ぞや
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
捕へんため追行おひゆくと云給へど千住にて今朝より暮方迄くれがたまで女を相手に快樂たのしみ日の暮てより夜道をさるゝ事今の話に符合ふがふせずまことの事を云ひ給へとなじるに左仲は御邊ごへんは何人なれば先程より我等われら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
昨夜さくやうばはれ逐電ちくでん致せし故夫を捕へんとかく夜道も厭はず通るなり御邊ごへんは又何故なにゆゑ此處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)