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御辺
ふりがな文庫
“御辺”の読み方と例文
旧字:
御邊
読み方
割合
ごへん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごへん
(逆引き)
先ごろ、ご
近習
(
きんじゅ
)
の気のきいたのが一人欲しいようなことを仰っしゃっていたから、
御辺
(
ごへん
)
の運がよければ、多分、採用になると思うがね
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところで、わしが源平の武士を見るにどれもこれも小粒じゃ、将たる
器
(
うつわ
)
なく士たる勇を持つ人もまれな程じゃが、拙僧の眼力をもってするに、残るは唯、
御辺
(
ごへん
)
だけじゃ。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
今
御辺
(
ごへん
)
ほどに剛なる人いまだ見ず、我に
年来
(
としごろ
)
地を争ふ敵あつて、
動
(
やや
)
もすれば彼がために悩まさる、しかるべくは御辺、我敵を討つてたび候へと
懇
(
ねんごろ
)
に
語
(
かたら
)
ひけれ、秀郷一義もいはず
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
御辺(ごへん)の例文をもっと
(25作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂
検索の候補
川辺御楯
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御徒士町辺
“御辺”のふりがなが多い著者
吉川英治
作者不詳
南方熊楠
林不忘
室生犀星
谷崎潤一郎