「現代語訳　平家物語」作者不詳

『現代語訳　平家物語（げんだいごやく　へいけものがたり）：05 第五巻（05 だいごかん）』

京都の街は公卿も庶民も動揺した。治承四年六月三日の日、天皇は福原へ行幸し、都うつりさせ給うとのことである。都うつりの噂はかねて流れてはいたが、まだまだ先のことであると人々は思っていた。それが三日ときまっていたのを一日早められた。ことの意外に …

著者	作者不詳
翻訳者	尾崎士郎
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説物語
初出	「世界名作全集　39　平家物語」平凡社、1960（昭和35）年2月12日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約52分（500文字/分）
朗読目安時間	約1時間26分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

灯（うつ）些（いさ）右（う）焦（いら）行（ぎょう）後（ご）周防（すおうの）束（ぞく）忌（いみ）下司（げし）冥々（みょうみょう）前（ぜん）原田（はらだの）束（そく）大虚（たいこ）謗（ぼう）憂（うれい）源（げん）浮島（うきじま）物怪（もっけ）玄武（げんむ）兆（きざし）池（いけの）琴（きん）冥助（めいじょ）闇（くら）関（せき）台（うてな）白柄（しらえ）白浦（しらら）過（あやま）喰（くら）嘲笑（あざわら）朝家（ちょうけ）謹上（きんじょう）大庭（おおばの）神輿（しんよ）福井（ふくい）如何（いかん）蔵人（くらんど）御幸（ごこう）落書（らくしょ）虻（あぶ）灼（や）無慚（むざん）燎原（りょうげん）狂象（きょうぞう）狼狽（ろうばい）狼藉（ろうぜき）猿沢（さるさわ）瑞相（ずいそう）甍（いらか）由井（ゆい）畠山（はたけやま）白山（はくさん）白虎（びゃっこ）百年（ももとせ）盛定（もりさだ）目代（もくだい）直垂（ひたたれ）眉宇（びう）真如（しんにょ）神木（しんぼく）神楽（かぐら）筏（いかだ）粉川（こがわ）糾合（きゅうごう）紅蓮（ぐれん）紫蘭（しらん）累代（るいだい）累祖（るいそ）緒（お）義朝（よしとも）舅（しゅうと）苔（こけ）随妄（ずいもう）遠火（とおび）都鄙（とひ）里（さと）錦織（にしごり）鎔（と）鎧（よろい）鎮撫（ちんぶ）閻魔（えんま）阿能（あの）阿鼻（あび）附歌（つけうた）隈（くま）髑髏（どくろ）鶏（とり）鬨（とき）髻（もとどり）高雄（たかお）高野（こうや）鞘（さや）雑色（ぞうしき）青竜（しょうりゅう）逞（たくま）頼盛（よりもり）風俗（ふうぞく）

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