“畠山”の読み方と例文
読み方割合
はたけやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天文十八年、法師丸が十三歳の秋、牡鹿山の城が管領畠山はたけやま氏の家人けにん薬師寺弾正政高やくしじだんじょうまさたかの兵に囲まれ、籠城ろうじょうは九月から十月にわたった。
しまいには畠山はたけやま城址しろあとからあけびと云うものを取って来てへいはさんだ。それは色のめた茄子なすの色をしていた。そうしてその一つを鳥がつついて空洞うつろにしていた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これに味方しました三浦大介の子ども三百余騎は、平家の側に立った畠山はたけやま勢五百余騎と由井ゆい小坪こつぼの浦で激戦を交えましたが、畠山勢が敗れ武蔵国へ退却しました。