“白浦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらうら33.3%
しらら33.3%
しろうら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樺太の白浦しらうらでは、この“きのこ”の生いかけを見たら、棒切れでその廻りの地面に大きな輪を描いたと云います。
白浦しらら吹上ふきあげ、和歌の浦、住吉、難波、など景勝の地に月を賞ずるものもあれば、尾上おのえの曙の月を惜しむものもいた。
或ひは源氏の大将の昔の路を忍びつつ、須磨すまより明石あかしの浦づたひ、淡路あはぢ迫門せとを押しわたり、絵島が磯の月を見る、或ひは白浦しろうら吹上ふきあげ、和歌の浦、住吉すみよし難波なには高砂たかさご
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)