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蔵人
ふりがな文庫
“蔵人”のいろいろな読み方と例文
旧字:
藏人
読み方
割合
くろうど
58.5%
くらんど
37.7%
くらびと
3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くろうど
(逆引き)
乳母
(
めのと
)
の子で
蔵人
(
くろうど
)
から五位になった若い男と、特に親しい者だけをお選びになり、大将は今日明日宇治へ行くことはないというころを
源氏物語:53 浮舟
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
蔵人(くろうど)の例文をもっと
(31作品)
見る
くらんど
(逆引き)
名を
蔵人
(
くらんど
)
蔵人といって、酒屋の御用の胸板を
仰反
(
のけぞ
)
らせ、豆腐屋の
遁腰
(
にげごし
)
を
怯
(
おびやか
)
したのが、焼ける前から
宵啼
(
よいなき
)
という
忌
(
いま
)
わしいことをした。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蔵人(くらんど)の例文をもっと
(20作品)
見る
くらびと
(逆引き)
現在でも酒屋の酒造り、
灘
(
なだ
)
で
蔵人
(
くらびと
)
とも
百日男
(
ひゃくにちおとこ
)
ともいう者を、トウジと呼ぶのは普通で、「
杜氏
(
とじ
)
」の字を宛てた理由というのが出たら目である。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
蔵人(くらびと)の例文をもっと
(2作品)
見る
“蔵人”の解説
蔵人(くろうど、藏人)は、日本の律令制下の令外官の一つ。天皇の秘書的役割を果たした。唐名は侍中(じちゅう)、夕郎(せきろう)、夕拝郎(せきはいろう)。蔵人所は事務を行う場所のことで、内裏校書殿の北部に置かれた。また、蔵人は百官名或いは人名の一つでもあり、この場合は「くらんど」と読む。
(出典:Wikipedia)
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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蔵人頭
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