“蔵人頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くろうどのかみ71.4%
くろうどのとう14.3%
くらんどのとう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
来年は必ず四位しいにおなりになるでしょう。この次の蔵人頭くろうどのかみはまちがいなくあの方にあたるとみかどが御自身でお約束になったんですよ。
源氏物語:52 東屋 (新字新仮名) / 紫式部(著)
この昇進の早さには定家自身呆然ぼうぜんとして、「二十八にて蔵人頭くろうどのとう、将相の家すらも猶以て幸運の輩なり」といったり
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
蔵人頭くらんどのとうの者が、目ざわりだから、どいてくれと言うと、こっちは、待ってましたとばかり