蔵人頭くろうどのとう)” の例文
この昇進の早さには定家自身呆然ぼうぜんとして、「二十八にて蔵人頭くろうどのとう、将相の家すらも猶以て幸運の輩なり」といったり
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
為世はこの間父のもとで蔵人頭くろうどのとうから参議に進み後宇多朝の内政にまであずかったのであって、華やかであるとともに大覚寺統の人として世に出たのであった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)