“高雄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかお90.9%
たかを9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一時洛西高雄たかおに引移ってかねて覚えのある医者の看板を出したが、内外情勢を見てじっとしておれず、江戸、水戸、郷里福井に遊説し
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)
嵯峨さがから山を抜けて高雄たかおへ歩く途中で、御米は着物のすそくって、長襦袢ながじゅばんだけを足袋たびの上までいて、細いかさつえにした。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
嵯峨さがからやまけて高雄たかをある途中とちゆうで、御米およね着物きものすそくつて、長襦袢ながじゆばんだけ足袋たびうへまでいて、ほそかさつゑにした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)