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牽
ふりがな文庫
“牽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひ
90.8%
ひき
4.6%
ひか
2.5%
い
0.4%
にな
0.4%
ひきず
0.4%
ヒ
0.4%
ヒキ
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひ
(逆引き)
それは、
牽
(
ひ
)
かれているというより、
曳
(
ひ
)
き
摺
(
ず
)
られている形だった。青は、二歩歩いては立ち
停
(
ど
)
まり、三歩歩いては立ち停まるのだった。
狂馬
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
牽(ひ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひき
(逆引き)
「さ、そいでぁ、まんつ、」その人は
牽
(
ひき
)
づなを持ってあるき出し鈴はツァリンツァリンと鳴り馬は首を垂れてゆっくりあるきました。
ひかりの素足
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
牽(ひき)の例文をもっと
(11作品)
見る
ひか
(逆引き)
初めて鳴鳳楼で逢った以来儂のではお厭なのと云って手巾を出されたことを第一として、自分と手を
牽
(
ひか
)
れて歩いた事、結んだ
綯
(
こより
)
に目賀田とあるを悦んだ事
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
牽(ひか)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
い
(逆引き)
われ等をこゝへ
牽
(
い
)
て来ませるこの神を。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
牽(い)の例文をもっと
(1作品)
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にな
(逆引き)
東京には、かういふ娘がひとりで
蹣跚
(
まんさん
)
の気持ちを
牽
(
にな
)
ひつつ慰み歩く場所はさう多くなかつた。大川端にはアーク燈が
煌
(
きら
)
めき、涼み客の往来は絶ゆる間もない。
蝙蝠
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
牽(にな)の例文をもっと
(1作品)
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ひきず
(逆引き)
また同書に同じ話の異態なものを挙げて牝獅が牝牛を殺し栖へ
牽
(
ひきず
)
り往くと牛の乳呑児が母の乳を慕い追い来る、牝獅これをも殺そうと
念
(
おも
)
うたが我子の善い遊侶と思い直し乳養して
両
(
ふたつ
)
ながら育て上げ
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
牽(ひきず)の例文をもっと
(1作品)
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ヒ
(逆引き)
特別に気は
牽
(
ヒ
)
かれなかつた郎女だけれど、よく其人々が、「
今朝
(
ケサ
)
の
朝目
(
アサメ
)
がよかつたから」「何と言ふ情ない朝目でせう」などゝ、そは/\と興奮したり、むやみに塞ぎこんだりして居るのを
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
牽(ヒ)の例文をもっと
(1作品)
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ヒキ
(逆引き)
牽
(
ヒキ
)
レ
衣頓
レ
足攔道哭。哭聲直上干
二
雲霄
一
。
支那人の文弱と保守
(旧字旧仮名)
/
桑原隲蔵
(著)
牽(ヒキ)の例文をもっと
(1作品)
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牽
漢検準1級
部首:⽜
11画
“牽”を含む語句
牽引
牽強附会
牽強
牽牛子
牽引力
牽牛星
牽引車
牽牛花
牽綱
相牽
牽索
牽制
牽付
牽強付会
牽牛
猿牽
牽挺
牽引性
牽出
牽牛織女
...
“牽”のふりがなが多い著者
南方熊楠
有島武郎
斎藤茂吉
岡本かの子
高浜虚子
蒲原有明
夏目漱石
岡本綺堂
柳田国男
内田魯庵