“牽索”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんさく50.0%
ひきなわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「四千メートル」の語は、あまねく右舷及び艦の首尾に伝わりて、照尺整い、牽索けんさく握られつ。待ち構えたる一声のラッパ鳴りぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
装填そうてんし照準を定め牽索ひきなわを張り発射しまた装填するまで、射的場の精確さらに実戦の熱を加えて、火災は起こらんとするに消し、だんは命ぜざるに運び、死亡負傷はたちまち運び去り
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)