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牽出
ふりがな文庫
“牽出”の読み方と例文
読み方
割合
ひきだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきだ
(逆引き)
自分はまず
黒白斑
(
くろしろぶち
)
の牛と赤牛との二頭を
牽出
(
ひきだ
)
す。彼ら無心の
毛族
(
けもの
)
も何らか感ずるところあると見え、残る牛も出る牛もいっせいに声を限りと叫び出した。
水害雑録
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
而
(
しか
)
も無限性を
牽出
(
ひきだ
)
すもの、こゝに
吉祥天
(
きちじょうてん
)
、
伎芸天
(
ぎげいてん
)
、
弁財天
(
べんざいてん
)
などゝいふ天女型の図像が仏
菩薩
(
ぼさつ
)
像流行を奪つて製作され、中の幾つかゞ今日に残り、人間性の
如何
(
いか
)
に
矛盾
(
むじゅん
)
であり
老主の一時期
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
牽出(ひきだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
牽
漢検準1級
部首:⽜
11画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“牽”で始まる語句
牽
牽制
牽引
牽引力
牽強附会
牽付
牽強
牽牛花
牽引車
牽牛星
“牽出”のふりがなが多い著者
伊藤左千夫
岡本かの子