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燎原
ふりがな文庫
“燎原”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りょうげん
91.7%
れうげん
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょうげん
(逆引き)
元亀三年十二月、三方ヶ原の一戦に敗れて以来、隠忍に隠忍を重ねてきた戦力が、今こそ
燎原
(
りょうげん
)
の火と燃えあがったのだ。
日本婦道記:萱笠
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
燎原
(
りょうげん
)
の火とばかり、魔の手をひろげて行った黄巾賊の勢力は、今では
青州
(
せいしゅう
)
、
幽州
(
ゆうしゅう
)
、
徐州
(
じょしゅう
)
、
冀州
(
きしゅう
)
、
荊州
(
けいしゅう
)
、
揚州
(
ようしゅう
)
、
兗州
(
えんしゅう
)
、
予州
(
よしゅう
)
等の諸地方に及んでいた。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
燎原(りょうげん)の例文をもっと
(22作品)
見る
れうげん
(逆引き)
門前の
雀羅
(
じやくら
)
蒙求
(
もうぎう
)
を
囀
(
さへづ
)
ると説く先生あれば、
燎原
(
れうげん
)
を焼く火の如しと辯ずる
夫子
(
ふうし
)
あり。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
燎原
(
れうげん
)
の
勢
(
いきほひ
)
、八ヶ国は瞬間にして
馬蹄
(
ばてい
)
の下になつてしまつた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
燎原(れうげん)の例文をもっと
(2作品)
見る
燎
漢検1級
部首:⽕
16画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“燎”で始まる語句
燎火
燎
燎爛
燎乱
燎然
“燎原”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
吉川英治
作者不詳
幸田露伴
与謝野晶子
岡本かの子
寺田寅彦
夢野久作
海野十三
山本周五郎