“冀州”の読み方と例文
読み方割合
きしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし逢紀、義渠の二将が追いついてくれたので、彼は蘇生の思いをし、冀州きしゅうの領へ帰って行ったが、その途々にも、人民たちが
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
太昊たいこう景竜の瑞あり、故に竜を以て官に紀す〉、また〈女媧じょか黒竜を殺し以て冀州きしゅうすくう〉、また〈黄帝は土徳にして黄竜あらわる〉、また〈夏は木徳にして、青竜郊に生ず〉など
「どこかで道を取っ違えたのかも知れませんぜ。いずれ冀州きしゅう(河北省保定の南方)へ行けば落ち合いましょうが」と、いった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)