“川辺御楯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かはのべみたて50.0%
かわのべみたて50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
写本は墨付すみつき二十七枚の美濃紙本で、表紙に「大阪大塩平八郎万記録よろづきろく」と題してある。表紙の右肩には「川辺文庫」の印がある。川辺御楯かはのべみたて君が鈴木君に贈与したものださうである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
その話によると、団十郎は小中村清矩こなかむらきよのり黒川真頼くろかわまより川辺御楯かわのべみたてなどという人たちをあつめて、“求古会”というものを作ることになって、父もその会員の一人に加えられた。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)