“指閊”の読み方と例文
読み方割合
さしつか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以て片田舍へ引籠ひきこもり遣ひのこりし金にて何とか能思案しあんなすべしと思ひて彼是半月餘りもすごしけるに知音しるべの者は日々の暮しに指閊さしつか難儀なんぎ樣子やうすなるにぞ靱負ゆきへは氣の毒に思ひ或日懷中くわいちうより金五兩取り出し紙へひねりてあるじむか御邊ごへん今日の營み是ぞと申程の事もなく日々雇のかせぎ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)