“さしつかわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
差遣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貞丈あんずるに、一銭切というは、犯人に過料銭を出さしむる事ならん。切の字は限なるべし。其過料を責取るに、役人を差遣さしつかわし、其犯人の貯へ持たる銭を有り限り取上る。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
八月には神祇官から宮主一人卜部うらべ三人が差遣さしつかわせられ、それが二人ずつ両国に入って行くが、その一人を稲実卜部、一人を禰宜ねぎ卜部と号するとあって、職掌は明示せられていない。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)