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『遺訓』
ふりがな文庫
『
遺訓
(
いくん
)
』
一廟堂に立ちて大政を爲すは天道を行ふものなれば、些とも私を挾みては濟まぬもの也。いかにも心を公平に操り、正道を蹈み、廣く賢人を選擧し、能く其職に任ふる人を擧げて政柄を執らしむるは、即ち天意也。夫れゆゑ眞に賢人と認る以上は、直に我が職を讓る程 …
著者
西郷隆盛
ジャンル
歴史 > 伝記 > 個人伝記
初出
「南洲翁遺訓」1890(明治23)年
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
麗
(
か
)
負
(
たの
)
虐
(
しひ
)
居
(
す
)
擧
(
こぞつ
)
文
(
かざ
)
惟
(
たゞ
)
衝
(
つい
)
毀
(
そし
)
伐
(
ほこ
)
放肆
(
はうし
)
徐
(
しづ
)
障礙
(
しやうがい
)
迫
(
つま
)
驚懼
(
きようく
)
狡猾
(
かうくわつ
)
愍
(
あはれ
)
恤
(
うれ
)
小慧
(
せうけい
)
聳動
(
しようどう
)
履行
(
りかう
)
膏血
(
かうけつ
)
莟
(
つぼ
)
萎靡
(
ゐび
)
凌辱
(
りようじよく
)
裕
(
ゆたか
)
誥
(
かう
)
譎詐
(
きつさ
)
作略
(
さりやく
)
跋渉
(
ばつせふ
)
閨中
(
けいちゆう
)
些
(
ち
)
鰥寡
(
かんくわ
)
个樣
(
かよう
)
只管
(
ひたす
)
懋
(
さか
)
受用
(
じゆよう
)
分崩
(
ぶんぽう
)
易
(
か
)
鑒誡
(
かんかい
)
攬
(
と
)
夢寐
(
むび
)
摘
(
つま
)
辨酷
(
べんこく
)
迚
(
とて
)
仲虺
(
ちゆうき
)
迹
(
あと
)
詮
(
せん
)
指支
(
さしつか
)
仕當
(
しあ
)
離析
(
りせき
)
驕矜
(
けうきよう
)
驕謾
(
けうまん
)
戒愼
(
かいしん
)
慧眼
(
けいがん
)
苟安
(
こうあん
)
狐疑
(
こぎ
)
个樣
(
かやう
)
眞誠
(
しんせい
)
籠絡
(
ろうらく
)
縱令
(
たとひ
)
聚斂
(
しうれん
)
肝腎
(
かんじん
)
極功
(
きよくごう
)
請問
(
せいもん
)
草創
(
さうさう
)
格
(
かく
)
時宜
(
じぎ
)
偏倚
(
へんい
)
規模
(
きぼ
)
詐謀
(
さぼう
)
淵藪
(
えんそう
)