“分崩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんほう50.0%
ぶんぽう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駒は天下の名駿めいしゅん赤兎馬せきとば、飼い人は、三歳の児童もその名を知らぬはない英傑であられるのに、碌々ろくろくとして、他家に身を寄せ、この天下分崩ぶんほう、群雄の競い立っている日を、空しく鞭を遊ばせているのは
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上下互に欺き、官民敵讐と成り、終に分崩ぶんぽう離析りせきに至るにあらずや。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)