トップ
>
閨中
ふりがな文庫
“閨中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けいちゅう
71.4%
けいちゆう
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいちゅう
(逆引き)
公儀の
八釜
(
やかま
)
しい
憂世
(
うきよ
)
を三分五厘に
洒落
(
しゃれ
)
飛ばし、
上
(
かみ
)
は国政の不満から、
下
(
しも
)
は
閨中
(
けいちゅう
)
の
悶々事
(
もんもんじ
)
に到るまで、他愛もなく笑い散らして死中に活あり、活中死あり、枯木に花を咲かせ
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そしてこの少女の、容色に魅せられた敵将を、
閨中
(
けいちゅう
)
でたった一突きに刺し殺したのです。美しい少女は、自分の貞操を犠牲にして、幾万の同胞の命と貞操とを救ったのです。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
閨中(けいちゅう)の例文をもっと
(5作品)
見る
けいちゆう
(逆引き)
司馬温公
(
しばおんこう
)
は
閨中
(
けいちゆう
)
にて語りし言も、人に對して言ふべからざる事無しと申されたり。獨を愼むの學推て知る可し。人の意表に出て一時の快適を好むは、未熟の事なり、戒む可し。
遺訓
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
閨中
(
けいちゆう
)
の
秘語
(
ひご
)
を心
平
(
たひ
)
らかに聞くごとし町の夜なかに
蛙
(
かはづ
)
鳴きたり
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
閨中(けいちゆう)の例文をもっと
(2作品)
見る
閨
漢検1級
部首:⾨
14画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“閨”で始まる語句
閨
閨房
閨秀
閨門
閨戸
閨閥
閨室
閨技
閨閣
閨衣
検索の候補
斑女閨中秋扇色
“閨中”のふりがなが多い著者
西郷隆盛
蒲 松齢
斎藤茂吉
柳田国男
菊池寛
夢野久作
山本周五郎