“閨室”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいしつ66.7%
ハーレム33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜなら閨室けいしつ廊欄ろうらんには燈火をつらね、そこに立ちならぶ侍女こしもとから局々の女たちまで、みなやり薙刀なぎなたをたずさえて、閃々せんせん眼もくらむばかりだったからである。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呂布の閨室けいしつは、もともと、そう三人あった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
争闘が一段落になると、これら性欲の選手たちは、おのおの百匹ぐらいずつの牝を独占して広い閨室ハーレムをつくり、飽くことなく旺盛な媾合をくりかえす。
海豹島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)