“閨戸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ネヤド50.0%
ねやど50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
里々の男は、今、女の家の閨戸ネヤドから、ひそ/\と歸つて行くだらう。月は早く傾いたけれど、光りは深夜の色を保つてゐる。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
里々の男は、今、女の家の閨戸ネヤドから、ひそ/\と歸つて行くだらう。月は早く傾いたけれど、光りは深夜の色を保つてゐる。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
里々の男は、今、女の家の閨戸ねやどから、ひそひそと帰って行くだろう。月は早く傾いたけれど、光りは深夜の色を保っている。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
もちろん燈灯ともしびをともしては館の者に気づかれるおそれがあるから、明りもない閨戸ねやどとばりうつろにしては
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)