“司馬温公”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しばおんこう33.3%
しばをんこう33.3%
われまつば33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
司馬温公しばおんこう閨中けいちゆうにて語りし言も、人に對して言ふべからざる事無しと申されたり。獨を愼むの學推て知る可し。人の意表に出て一時の快適を好むは、未熟の事なり、戒む可し。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
「そいつは瓶次第さ。瓶と一口に言つても、鐵漿瓶おほぐろがめから水瓶、梅干瓶から、司馬温公しばをんこうの碎いた水瓶まであるぜ」
司馬温公われまつばというのは三方に峯のある石のまん中が水鉢になり居り、風雅であるが居処いどころをきらうものであるから、鳥渡ちょっと据えるところに難しいしろものである。
庭をつくる人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)