“大司馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいしば50.0%
だいしば50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
景公けいこう諸大夫しよたいふかうむかへ、ねぎられいし、しかのちかへつて(三二)しんかへる。すでにして穰苴じやうしよたつとんで大司馬たいしばす。田氏でんしもつ益〻ますますせいたつとし。
大司馬たいしばの役を勤める氏の邸に入り、台所のかまどの下へ行って消えたように思われたので、鄂はふたたび矢をつがえようとするところへ、邸内の者もおどろいて駈け付けた。
その年の二月武帝が崩じて、わずか八歳の太子弗陵ふつりょうが位をぐや、遺詔いじょうによって侍中奉車都尉じちゅうほうしゃとい霍光かくこう大司馬だいしば大将軍としてまつりごとたすけることになった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
「この際、李傕の官職を大司馬だいしばにのぼせ、恩賞の沙汰をお降し下さい——目をおつぶり遊ばして」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)