“益〻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ますます79.2%
ます/\16.7%
マスマス4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はーて、こいつは益〻ますますいぶかしい。下谷の溝店どぶだな売卜者ばいぼくしゃというと、おれにも心当りがあるんだが、そしておまはんは、何という者だね」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御覽ごらんなさい、世界せかいはじめから、今日こんにちいたるまで、益〻ます/\進歩しんぽしてくものは生存競爭せいぞんきやうさう疼痛とうつう感覺かんかく刺戟しげきたいする反應はんおうちからなどでせう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ボウナラズバ僧ラシクナイ。僧タラバ益〻マスマス暴。暴ナラバ愈〻僧ラシイ」と。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)