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益〻
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ます/\
ふりがな文庫
“
益〻
(
ます/\
)” の例文
御覽
(
ごらん
)
なさい、
世界
(
せかい
)
の
始
(
はじめ
)
から、
今日
(
こんにち
)
に
至
(
いた
)
るまで、
益〻
(
ます/\
)
進歩
(
しんぽ
)
して
行
(
ゆ
)
くものは
生存競爭
(
せいぞんきやうさう
)
、
疼痛
(
とうつう
)
の
感覺
(
かんかく
)
、
刺戟
(
しげき
)
に
對
(
たい
)
する
反應
(
はんおう
)
の
力
(
ちから
)
などでせう。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
『
中西屋
(
なかにしや
)
は
結構
(
けつかう
)
です、
近來
(
きんらい
)
益〻
(
ます/\
)
可
(
い
)
いやうです。さうだね
君
(
きみ
)
。』と
兔角
(
とかく
)
言葉
(
ことば
)
の
少
(
すく
)
ない
鈴木巡査
(
すゞきじゆんさ
)
に
贊成
(
さんせい
)
を
求
(
もと
)
めた。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
何だか
狐
(
きつね
)
にでもつまゝれたるやうの心地いたし候ひしが、程たつに従ひ、
件
(
くだん
)
の自覚は
益〻
(
ます/\
)
明瞭確実と相成、其の驚絶の事実は、
不壊金剛
(
ふゑこんがう
)
の真理となつて光明を放ち来たり申候。
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
扨
(
さて
)
雑誌は
益〻
(
ます/\
)
売れるのであつたが、
会計
(
くわいけい
)
の
不取締
(
ふとりしまり
)
と
一
(
ひと
)
つには
卸売
(
おろしうり
)
に
行
(
ある
)
かせた
親仁
(
おやじ
)
が
篤実
(
とくじつ
)
さうに見えて、実は
甚
(
はなは
)
だ
太
(
ふと
)
い
奴
(
やつ
)
であつたのを知らずに
居
(
ゐ
)
た
為
(
ため
)
に、
此奴
(
こいつ
)
に
余程
(
よほど
)
好
(
よ
)
いやうな事を
為
(
さ
)
れたのです
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さう
思
(
おも
)
へば
益〻
(
ます/\
)
居堪
(
ゐたま
)
らず、
衝
(
つ
)
と
立
(
た
)
つて
隅
(
すみ
)
から
隅
(
すみ
)
へと
歩
(
ある
)
いて
見
(
み
)
る。『さうしてから
奈何
(
どう
)
する、あゝ
到底
(
たうてい
)
居堪
(
ゐたゝま
)
らぬ、
這麼風
(
こんなふう
)
で一
生
(
しやう
)
!』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
▼ もっと見る
日
(
ひ
)
は
暮
(
く
)
れかゝつて
雨
(
あめ
)
は
益〻
(
ます/\
)
強
(
つよ
)
くなつた。
山々
(
やま/\
)
は
悉
(
こと/″\
)
く
雲
(
くも
)
に
埋
(
うも
)
れて
僅
(
わづ
)
かに
其麓
(
そのふもと
)
を
現
(
あらは
)
すばかり。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
『
餘計
(
よけい
)
な
世話
(
せわ
)
は
燒
(
や
)
かんでも
可
(
い
)
い。』
益〻
(
ます/\
)
荒々
(
あら/\
)
しくなる。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
益
常用漢字
小5
部首:⽫
10画
〻
“益”で始まる語句
益
益々
益田
益子
益州
益満
益益
益穂
益城
益良夫