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篤実
ふりがな文庫
“篤実”の読み方と例文
旧字:
篤實
読み方
割合
とくじつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とくじつ
(逆引き)
楼上
(
ろうじょう
)
の接客室で逢いましたが、その
容貌
(
ようぼう
)
は温厚
篤実
(
とくじつ
)
でその中に威儀
凜然
(
りんぜん
)
として侵すべからざる一種の徳を備え英語もなかなかよく出来る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
篤実
(
とくじつ
)
謹厚
(
きんこう
)
と見えたが、その裏には、
邪智
(
じゃち
)
佞才
(
ねいさい
)
もあった。上下に気うけがよかったが一面には自分へ追従軽薄をなすものを歓ぶふうもあった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
治兵衛はこう言って
首垂
(
うなだ
)
れました。見たところ四十前後、
大家
(
たいけ
)
の主人らしい落着きと品の中にも、何となく迷信深そうな、
篤実
(
とくじつ
)
らしさも思わせます。
銭形平次捕物控:005 幽霊にされた女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
篤実(とくじつ)の例文をもっと
(12作品)
見る
“篤実”の意味
《名詞》
情があり誠実なこと。思いやりがありまじめであること。
(出典:Wiktionary)
篤
常用漢字
中学
部首:⽵
16画
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
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篤実温厚
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