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とくじつ
ふりがな文庫
“とくじつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
篤実
85.7%
篤實
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
篤実
(逆引き)
治兵衛はこう言って
首垂
(
うなだ
)
れました。見たところ四十前後、
大家
(
たいけ
)
の主人らしい落着きと品の中にも、何となく迷信深そうな、
篤実
(
とくじつ
)
らしさも思わせます。
銭形平次捕物控:005 幽霊にされた女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
山岸さんは、私たちの先輩の
篤実
(
とくじつ
)
な文学者であり、三田君だけでなく、他の四、五人の学生の小説や詩の勉強を、誠意を
以
(
もっ
)
て指導しておられたようである。
散華
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
とくじつ(篤実)の例文をもっと
(12作品)
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篤實
(逆引き)
罰
(
ばつ
)
する時は
士
(
し
)
以て
徒
(
と
)
たるべし一夫
憤
(
いきどほ
)
りを
含
(
ふく
)
めば三年雨降ずと云
先哲
(
せんてつ
)
の語あり百姓は國の寶人の命は千萬金にも
換難
(
かへがた
)
し然るを
正直
(
しやうぢき
)
篤實
(
とくじつ
)
なる九助を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
〔譯〕心の
官
(
かん
)
は則ち思ふ。思の字只是れ
工夫
(
くふう
)
の字なり。思へば則ち愈
精明
(
せいめい
)
なり、愈
篤實
(
とくじつ
)
なり。其の篤實より之を行と謂ひ、其の精明より之を知と謂ふ。知と行とは一の思の字に
歸
(
き
)
す。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
出して富右衞門に見せければ元來
篤實
(
とくじつ
)
の富右衞門なれば以ての外に驚き是は
等閑
(
なほざり
)
に致し難しと言つゝ此事を主人平兵衞に
咄
(
はな
)
しけるに平兵衞は是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
も拜見させらるれば元より肥前は
篤實
(
とくじつ
)
の者故
甚
(
いた
)
く
恐
(
おそ
)
れ
敬
(
うやま
)
ひぬ彌次六右門の兩人は爰ぞと
何
(
いづ
)
れにも天一坊樣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
とくじつ(篤實)の例文をもっと
(2作品)
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