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首垂
ふりがな文庫
“首垂”の読み方と例文
読み方
割合
うなだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うなだ
(逆引き)
だが、お信さんは身動きもせず、深く覚悟を決してゐるもののやうに、向う向きに撫で肩の背を円めながら、ぢつと頭を
首垂
(
うなだ
)
れてゐた。
乳の匂ひ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
融川は俯向き
首垂
(
うなだ
)
れていた。膝からかけて駕籠一面飛び散った血で
紅斑々
(
こうはんはん
)
、
呼息
(
いき
)
を刻む肩の揺れ、腹はたった今切ったと見える。
北斎と幽霊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
別れろ/\と攻め立てられてG師の前に弱つて
首垂
(
うなだ
)
れてゐる圭一郎がいぢらしくもあり、恨めしくもあり、否、それにも増して
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
首垂(うなだ)の例文をもっと
(44作品)
見る
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
“首”で始まる語句
首
首肯
首尾
首級
首途
首領
首魁
首筋
首縊
首枷
“首垂”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
加能作次郎
松本泰
ヴィクトル・ユゴー
下村湖人
アーサー・コナン・ドイル
直木三十五
泉鏡花
林不忘
牧逸馬