大司馬だいしば)” の例文
その年の二月武帝が崩じて、わずか八歳の太子弗陵ふつりょうが位をぐや、遺詔いじょうによって侍中奉車都尉じちゅうほうしゃとい霍光かくこう大司馬だいしば大将軍としてまつりごとたすけることになった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
「この際、李傕の官職を大司馬だいしばにのぼせ、恩賞の沙汰をお降し下さい——目をおつぶり遊ばして」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)