“淵藪”の読み方と例文
読み方割合
えんそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし文部省は文教の府だけに済々たる学者の淵藪えんそうでもあれば、必ず理のある我輩の言に耳を傾ける事がないでもなかろう事を期待している。
小人は此處萬惡の淵藪えんそうなれば、放肆はうし柔惰の念慮起さざるを愼獨とは云ふなり。是善惡の分るゝ處なり、心を用ゆべし。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
イハンヤワガ江戸ノ大ナルヤ、文章ノ淵藪えんそうニシテ、牛耳ぎゅうじヲ執リ盟主トナル者騒壇ニ角立スルヲヤ。余故ニカツテ曰ク江戸諸公ノ詩ハ海内学者ノ模楷もかい規矩タリ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)