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愍
ふりがな文庫
“愍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あわ
46.1%
あわれ
28.9%
あはれ
18.4%
あは
2.6%
いた
1.3%
あわれみ
1.3%
めぐ
1.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あわ
(逆引き)
わざわざ、問注所へ突き出すほどの者でもないし、斬り捨てるには
愍
(
あわ
)
れ過ぎる。——といって、このまま、放つのもどうかと思う。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愍(あわ)の例文をもっと
(35作品)
見る
あわれ
(逆引き)
己の憐れさを
愍
(
あわれ
)
む語である。邦訳聖書において見るもその悲哀美に富める
哀哭
(
あいこく
)
(Lamentation)たるを知り得るのである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
愍(あわれ)の例文をもっと
(22作品)
見る
あはれ
(逆引き)
重役の顔にちらと
愍
(
あはれ
)
みの色が見えたが、すぐまた相手が
蹴爪
(
けづめ
)
でももつてゐはしないか、と気づかふやうな不安さうな顔つきに変つた。
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
愍(あはれ)の例文をもっと
(14作品)
見る
▼ すべて表示
あは
(逆引き)
人世の活文章を誠一片にて組立てんとするの小智を笑ひ、道徳律義の繩墨のみを以て活人を料理せんとするの狭量を
愍
(
あは
)
れみ、為さんとするの善は多く偽善たるを免かれず。
唯心的、凡神的傾向に就て(承前)
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
愍(あは)の例文をもっと
(2作品)
見る
いた
(逆引き)
それは、良い果実を収穫し、良い花を咲かせたいという考よりもむしろ、それ等の木や草やを
愍
(
いた
)
わり愛する情のためからであった。房子は、今、朝顔の鉢を幾つとなく持っていた。
田舎医師の子
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
愍(いた)の例文をもっと
(1作品)
見る
あわれみ
(逆引き)
愍
(
あわれみ
)
の声である。
杯
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
愍(あわれみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
めぐ
(逆引き)
人
(
ひと
)
も
無
(
な
)
き
古
(
ふ
)
りにし
郷
(
さと
)
にある
人
(
ひと
)
を
愍
(
めぐ
)
くや
君
(
きみ
)
が
恋
(
こひ
)
に
死
(
し
)
なする 〔巻十一・二五六〇〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
愍(めぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
愍
漢検1級
部首:⼼
13画
“愍”を含む語句
愍然
憐愍
御憐愍
不愍
可愍
慈愍
愍笑
御不愍
悲愍
愍情
皇愍
生類御憐愍
擁護愛愍
憐愍令
愍然想
愍殺
愍憐
愍念
御憐愍令
御憐愍々々
...
“愍”のふりがなが多い著者
吉川英治
南方熊楠
内村鑑三
吉江喬松
山路愛山
中島敦
倉田百三
作者不詳
石川啄木
幸田露伴