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愍然
ふりがな文庫
“愍然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びんぜん
50.0%
ふびん
20.0%
かわいそう
13.3%
あわれ
6.7%
かわえそう
3.3%
かあい
3.3%
かええそう
3.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びんぜん
(逆引き)
最前から各〻の声音を通して、この国の学問を察するに、その低調、
愍然
(
びんぜん
)
たるものをおぼゆる。この観察はご不平であるや、如何に
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愍然(びんぜん)の例文をもっと
(15作品)
見る
ふびん
(逆引き)
「漁師町は行水時よの。さらでもの、あの
手負
(
ておい
)
が、白い
脛
(
すね
)
で落ちると
愍然
(
ふびん
)
じゃ。見送ってやれの——
鴉
(
からす
)
、鴉。」
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
愍然(ふびん)の例文をもっと
(6作品)
見る
かわいそう
(逆引き)
一体は亀屋の亭主に御前の身の上あらまし
聞
(
きき
)
て、失礼ながら
愍然
(
かわいそう
)
な事や、
私
(
わたし
)
が神か仏ならば、
斯
(
こう
)
もしてあげたい
彼
(
ああ
)
もしてやり
度
(
たい
)
と思いましたが、それも出来ねばせめては
心計
(
こころばかり
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
愍然(かわいそう)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
あわれ
(逆引き)
これで雨にでも合おうものなら
愍然
(
あわれ
)
なものだ。二階から下りようと段々の処へ行くと、戸を立て切って上に小さな木札をかけて「林務官御室」としてある。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
愍然(あわれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かわえそう
(逆引き)
がそれも得心の上なんでがんすから
愍然
(
かわえそう
)
げだと
思召
(
おぼしめ
)
してね、影も形も
無
(
ね
)
え若草と婚礼しろってえのは無理な訳でござえますが
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
愍然(かわえそう)の例文をもっと
(1作品)
見る
かあい
(逆引き)
呼れ
退役
(
たいやく
)
には及ばぬと
仰渡
(
おほせわた
)
され一件相濟たれども彦兵衞は
愍然
(
かあい
)
さうな事をなしたりと
咄
(
はなす
)
を權三助十は
聞
(
きゝ
)
彌々
(
いよ/\
)
勘太郎を怪く思ふ中勘太郎は
家主
(
いへぬし
)
始
(
はじ
)
め長家中へも少しづつの金を
貸與
(
かしあた
)
へし故皆々勘太郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
愍然(かあい)の例文をもっと
(1作品)
見る
かええそう
(逆引き)
安「へえひどいめに逢いやした、寅の野郎は川ん中へ
投
(
ほう
)
り込まれて
愍然
(
かええそう
)
でごぜえやす、
嬶
(
かゝ
)
アが泣くだろうと思うと愍然でね」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
愍然(かええそう)の例文をもっと
(1作品)
見る
愍
漢検1級
部首:⼼
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“愍然”で始まる語句
愍然想
検索の候補
御愍然
愍然想
“愍然”のふりがなが多い著者
吉江喬松
三遊亭円朝
幸田露伴
吉川英治
作者不詳
紫式部
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島崎藤村
高村光雲
国枝史郎