“かあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
可愛71.2%
可哀23.7%
可憐1.7%
可愛好0.8%
可憫0.8%
愍然0.8%
河合0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
医者に何一つ善(い)い事はないが、若い女の手が握られるだけが取柄だと。卜新老は人も知つてる通り若い妾を可愛(かあい)がるので名高い人だ。
田崎が事の次第を聞付けて父に密告したので、お悦は可哀(かあい)そうに、馬鹿をするにも程があるとて、厳しいお小言(こごと)を頂戴(ちょうだい)した始末。
狐 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
ああ、可憐(かあい)そうなことをした!
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
「お前だつて、ラオコーンにでもなれば毎日毎日好きな自由なお酒の栓が抜けるんだよ、斯んなに可愛好(かあい)い妾のために——」
山彦の街 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
「ほう、羊飼が梟になりおった。気の毒なことをしたな。だが、あれよりも可憫(かあい)そうなのは私だよ。無駄口一つきく事が出来ないのだからな。」
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
呼れ退役(たいやく)には及ばぬと仰渡(おほせわた)され一件相濟たれども彦兵衞は愍然(かあい)さうな事をなしたりと咄(はなす)を權三助十は聞(きゝ)彌々(いよ/\)勘太郎を怪く思ふ中勘太郎は家主(いへぬし)始(はじ)め長家中へも少しづつの金を貸與(かしあた)へし故皆々勘太郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見るとそれは、夕刻、今井二官(かん)と少し話して帰った、山屋敷常詰(じょうづめ)の同心(どうしん)河合(かあい)伝(でん)八。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)