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いぢら
ふりがな文庫
“いぢら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
可憐
66.7%
不憫
8.3%
可哀
8.3%
可憫
8.3%
惨
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可憐
(逆引き)
信如は田町の姉のもとへ、長吉は我家の
方
(
かた
)
へと行別れるに思ひの止まる紅入の友仙は
可憐
(
いぢら
)
しき姿を空しく格子門の外にと止めぬ。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
いぢら(可憐)の例文をもっと
(8作品)
見る
不憫
(逆引き)
この一
家
(
け
)
に
令孃
(
ひめ
)
ありと
見
(
み
)
て
心
(
こヽろ
)
を
盡
(
つ
)
くす
者
(
もの
)
なく、
有
(
あ
)
るは
甚之助殿
(
じんのすけどの
)
と
我
(
わ
)
れ
計
(
ばかり
)
なる
不憫
(
いぢら
)
しさよ、いざや
此心
(
このこヽろ
)
筆
(
ふで
)
に
言
(
い
)
はして、
時機
(
あは
)
よくは
何處
(
いづこ
)
へなりとも
暫時
(
しばし
)
伴
(
とも
)
なひ、
其上
(
そのうへ
)
にての
策
(
さく
)
は
又
(
また
)
如何樣
(
いかやう
)
にもあるべく
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
いぢら(不憫)の例文をもっと
(1作品)
見る
可哀
(逆引き)
殘し
置
(
おき
)
力に思ふ妻に別れし事なれば
餘所
(
よそ
)
の
見目
(
みるめ
)
も
可哀
(
いぢら
)
しく哀れと云ふも餘りあり斯くて
有
(
ある
)
べき事ならねばそれ
相應
(
さうおう
)
に
野邊
(
のべ
)
の送りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
いぢら(可哀)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
可憫
(逆引き)
と泣声になり掻口説く女房の頭は低く垂れて、髷にさゝれし縫針の
孔
(
めど
)
が
啣
(
くは
)
へし
一条
(
ひとすぢ
)
の糸ゆら/\と振ふにも、千〻に砕くる心の態の知られていとゞ
可憫
(
いぢら
)
しきに、眼を瞑ぎ居し十兵衞は
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
いぢら(可憫)の例文をもっと
(1作品)
見る
惨
(逆引き)
実
(
げ
)
に彼は熱海の梅園にて
膩汗
(
あぶらあせ
)
を
搾
(
しぼ
)
られし
次手
(
ついで
)
悪さを思合せて、憂き目を重ねし宮が不幸を、
不愍
(
ふびん
)
とも、
惨
(
いぢら
)
しとも、今更に親心を
傷
(
いた
)
むるなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いぢら(惨)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
あはれ
あわれ
かあい
かわい
いとし
ふびん
いじ
かわゆ
かはい
かあ