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ふびん
ふりがな文庫
“ふびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不憫
53.2%
不愍
24.8%
不便
17.2%
憫然
2.2%
愍然
1.5%
不敏
1.0%
可憫
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不憫
(逆引き)
「ああ! 拙者は、ただそなたが
不憫
(
ふびん
)
、そなたが気の毒——それだけだ、それだけじゃ、唯それだけにこの
腸
(
はらわた
)
を掻きむしられる……」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふびん(不憫)の例文をもっと
(50作品+)
見る
不愍
(逆引き)
「はい、沙汰を待てとのことに、外城の門に
屯
(
たむろ
)
しています。けれどもう冬は来るし、部下が
不愍
(
ふびん
)
なので、お訴えに出てきたわけです」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふびん(不愍)の例文をもっと
(50作品+)
見る
不便
(逆引き)
と態と
暴々
(
あら/\
)
しいことを云うのも此処の義理を思うからで、腹の中では
不便
(
ふびん
)
とは思いましたが、
拠
(
よんどころ
)
なく政七は妹の手を引いて出てまいる。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ふびん(不便)の例文をもっと
(50作品+)
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▼ すべて表示
憫然
(逆引き)
すると
何
(
ど
)
うしても
自分
(
じぶん
)
一人
(
ひとり
)
がこんな
窮境
(
きゆうきやう
)
に
陷
(
おちい
)
るべき
理由
(
りいう
)
がない
樣
(
やう
)
に
感
(
かん
)
ぜられた。それから、
斯
(
こ
)
んな
生活
(
せいくわつ
)
状態
(
じやうたい
)
に
甘
(
あま
)
んじて
一生
(
いつしやう
)
を
送
(
おく
)
る
兄夫婦
(
あにふうふ
)
が
如何
(
いか
)
にも
憫然
(
ふびん
)
に
見
(
み
)
えた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふびん(憫然)の例文をもっと
(9作品)
見る
愍然
(逆引き)
親方に頭を下げさするようなことをしたかああ済まないと、自分の
身体
(
みうち
)
の痛いのより後悔にぼろぼろ涙をこぼしている
愍然
(
ふびん
)
さは、なんと可愛い奴ではないか、のうお吉
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ふびん(愍然)の例文をもっと
(6作品)
見る
不敏
(逆引き)
「宗輔は
不敏
(
ふびん
)
かもしれませんが男です、そのような大事について、たとえ母親にもせようちあけるようなみれん者なら、わたくしはわが子とは申しません」
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ふびん(不敏)の例文をもっと
(4作品)
見る
可憫
(逆引き)
十人
並
(
なみ
)
の容貌を具えたるにいとど
可憫
(
ふびん
)
の加わりて、
如何
(
いか
)
で無事出獄の日には、わが郷里の家に養い取りて、
一身
(
いっしん
)
の方向を授けやらばやと、両女を左右に置きて、同じく読書習字を教え
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
ふびん(可憫)の例文をもっと
(1作品)
見る
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