“一身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっしん61.5%
いつしん30.8%
ひとつみ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人は境遇に支配されるものであるということだが、自分は僅かに一身いっしんを入るるに足る狭い所へ横臥して、ふと夢のような事を考えた。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
いま海底戰鬪艇かいていせんとうてい成敗せいばい一身いつしんになへる貴下きか身命しんめいは、吾等われら身命しんめいして、幾十倍いくじふばい日本帝國につぽんていこくため愛惜あいせきすべきものなり。
新しい一身ひとつみひとつも着せて遣りませう
雨情民謡百篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)