“身一人”の読み方と例文
読み方割合
みひとつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾年間女の身一人みひとつで生活と戦って来たが、今は生命いのちに等しい希望の光も全く消えてしまったのかと思うと実に堪えられぬ悲愁に襲われる。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
幾年間いくねんかん女の身一人みひとつで生活と戦つて来たが、今は生命いのちひとしい希望の光もまつたく消えてしまつたのかと思ふとじつへられぬ悲愁ひしうおそはれる。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)