雨情民謡百篇うじょうみんようひゃくへん
民謡は民族が有する唯一の郷土詩である。郷土詩を無視して民謡の存在はない。民謡は草土の詩人によつてうたはれる、純情芸術である。 本書は「かれくさ」(明治三十八年発行)以後の小著中より採録した作品と未発表の作品とを加へて百篇としたが必ずしも自選 …
作品に特徴的な語句
むぐ かしは だち 山端やまは つか 父母ととかか ひとつ じやう のんの うら まぶし さう 蜻蛉あけづ 一身ひとつみ 今夜こよひ 今日けふ おら リウ 可愛かはい くく をし 無性むしやう 田鼠むぐらもち 相合あひあひ かはづ 一夜いちや 下総しもふさ からかさ なぎ 出船でぶね 千駄せんだん 口惜くやし つつ 塩釜しほがま ゆふべ 大洗おほあらひ 天道てんたう 女子をなご いもと 小室こむろ 小笹こざさ おれ とこ 故郷くに 斑犬ぶち 明日あした 昨夜ゆふべ 昨日きのふ 水鶏くひな あぶく 浜町はまちやう 田舎ゐなか まこと 茄子なすび 茅野かやの 茶師ちやし 蝸牛ででむし かよ 露草つゆぐさ 音頭おんどう 下野しもつけ 乙鳥つばくら 二月ふたつき 二種ふたいろ まじ 今朝けさ 仲姉なかあね 伊那いな 但馬たじま 何処どこ 何故なぜ 千代ちよ うまや 名残なごり 喜蔵きざう 夢現ゆめうつつ ねえ 対馬つしま 山国やまぐに 常陸ひたち 御礁おんね 御運ごうん 戸縁とぶち 扱帯しごき 故郷ふるさと ななめ 新吉しんきち 日南ひなた 日和ひより 明日あす 春蠶はるこ 時雨しぐれ