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無性
ふりがな文庫
“無性”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むしょう
68.4%
ぶしょう
16.5%
むしやう
7.6%
ぶしやう
5.1%
ぶしよう
1.3%
むしよう
1.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしょう
(逆引き)
だが、愛の巣のあったと思うところには、赤ちゃけた焼灰ばかりがあって、まだ冷めきらぬほとぼりが、
無性
(
むしょう
)
に彼の心をかき乱した。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
無性(むしょう)の例文をもっと
(50作品+)
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ぶしょう
(逆引き)
この時、阿Qは
臂
(
ひじ
)
を丸出しにして(支那チョッキをじかに一枚著ている)
無性
(
ぶしょう
)
臭い見すぼらしい風体で、お爺さんの前に立っていた。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
無性(ぶしょう)の例文をもっと
(13作品)
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むしやう
(逆引き)
彼女は
無性
(
むしやう
)
になつかしくなつた。情味の籠つたおつかさまの
仰
(
おつしや
)
り方が涙を誘つたのか。もつと大きな人生の暖みと云ふことが心をそゝつたのか。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
無性(むしやう)の例文をもっと
(6作品)
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ぶしやう
(逆引き)
掃除好きでもない代り、また決して
無性
(
ぶしやう
)
でもない。洗濯も怠らず針仕事や編物も嫌ひではないと云ふやうな奧さんである。
或夜
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
無性(ぶしやう)の例文をもっと
(4作品)
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ぶしよう
(逆引き)
不平の左門は寝坊で
無性
(
ぶしよう
)
で東洋的な虚無家であつた。本来無東西的な陰性なオプチミスムを愛用し、積極的な情熱の虚偽を蔑みながら愛してもゐた。
母を殺した少年
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
無性(ぶしよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
むしよう
(逆引き)
無性
(
むしよう
)
やたらに
別後
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
無性(むしよう)の例文をもっと
(1作品)
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“無性”の意味
《名詞》
(むしょう)実体がないこと。
(むしょう)成仏する素質がないこと。
(むしょう)自制心がないこと。正体をなくすこと。
(むせい)雌雄の性別がないこと。
(出典:Wiktionary)
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“無性”で始まる語句
無性髯
無性者
無性髭
無性猫
無性箱
検索の候補
無性髯
滅多無性
無性者
無性髭
矢鱈無性
無我無性
筆無性
出無性
無性箱
気無性
“無性”のふりがなが多い著者
中里介山
平出修
吉川英治
下村湖人
中勘助
徳冨蘆花
野口雨情
三遊亭円朝
井上円了
有島武郎