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むしょう
ふりがな文庫
“むしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
無性
73.0%
無上
14.9%
無精
5.4%
霧消
2.7%
無償
1.4%
無生
1.4%
霿淞
1.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無性
(逆引き)
長老は
無性
(
むしょう
)
になりぬ。そのとき、近所の者どもは寺の客殿の上に火の手上がりたるを見、火事ありと思いておびただしく
馳
(
は
)
せ集まれり。
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
むしょう(無性)の例文をもっと
(50作品+)
見る
無上
(逆引き)
お千代は
平生
(
へいぜい
)
妹ながら何事も自分より
上手
(
うわて
)
と敬しておったおとよに対し、今日ばかりは真の姉らしくあったのが、
無上
(
むしょう
)
に
嬉
(
うれ
)
しい。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
むしょう(無上)の例文をもっと
(11作品)
見る
無精
(逆引き)
すなおに——しとやかに——さりながらやたら
無精
(
むしょう
)
にかきまわす事の出来ない厳かさを持って居る。
繊細な美の観賞と云う事について
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
むしょう(無精)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
霧消
(逆引き)
再び乾雲を呼びよせて火事装束に鼻を明かしてやりたいが雲煙
霧消
(
むしょう
)
、従来のことはすっぱりと忘れて改めてこの左膳を味方にお加えくださる気はござらぬか。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
むしょう(霧消)の例文をもっと
(2作品)
見る
無償
(逆引き)
父の旧式水泳場をこの材木堀に
無償
(
むしょう
)
で置いてくれ、生徒を世話してくれたり、見張りの船を
漕
(
こ
)
いでくれたりして遠巻きに自分に
絡
(
から
)
まっている材木屋の五十男貝原を見直して来た。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
むしょう(無償)の例文をもっと
(1作品)
見る
無生
(逆引き)
私の
恋敵
(
こいがたき
)
が、相手もあろうに生きた人間ではなくて、いかに名作とはいえ、冷い一個の人形だと分りますと、そんな
無生
(
むしょう
)
の泥人形に見返られたかと、もう口惜しくて口惜しくて
人でなしの恋
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
むしょう(無生)の例文をもっと
(1作品)
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霿淞
(逆引き)
〔凝リテ花ヲ成サザルハ霿淞ニ異ナリ/著来シテ物物
各
(
おの
)
オノ容ヲ異ニス/柳条ハ脆滑ニシテ蓴油ノゴトク
膩
(
なめ
)
ラカナリ/松葉ハ晶瑩ニシテ蛛網ノゴトク
封
(
と
)
ヅ/氷柱四檐繖角ニ垂レ/真珠万点裘茸ニ結ブ/詩人何ゾ管セン休徴ノ事/奇景
看
(
ま
)
ノアタリニ驚ク老イニ至リテ逢フトハ〕
按
(
あん
)
ズルニ
曾南豊
(
そうなんほう
)
ノ集中ニ
霿淞
(
むしょう
)
ノ詩アリ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
むしょう(霿淞)の例文をもっと
(1作品)
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