“むじよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無上50.0%
無常50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はそれを気の毒がつて無上むじようにせがんだけれどあんまり穢いのでさすがの伯母さんも二の足をふんで買つてくれなかつた。
銀の匙 (新字旧仮名) / 中勘助(著)
ありしは何時いつの七せき、なにとちかひて比翼ひよくとり片羽かたはをうらみ、無常むじようかぜ連理れんりゑだいきどほりつ、此處こヽ閑窓かんさうのうち机上きじやう香爐かうろえぬけふりのぬしはとへば、こたへはぽろり襦袢じゆばんそでつゆきて
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)