“ムシヨウ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:むしよう
語句割合
無上100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆくりない日が、半年の後に再來て、姫の心を無上ムシヨウの歡喜に引き立てた。其は、同じ年の秋、彼岸中日チユウニチの夕方であつた。姫は、いつかの春の日のやうに、坐してゐた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)