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むしやう
ふりがな文庫
“むしやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ムシヤウ
語句
割合
無性
66.7%
無上
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無性
(逆引き)
彼は其の或る空想の花に憧れて、
滅多
(
めつた
)
無性
(
むしやう
)
と其の影を追𢌞してゐた。而も彼の心は淋しい! そして眼に映る物の全てに意味があツて、疑が出て來て、氣が悶々してならぬ。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
平次の鼻の先で、八五郎は
無性
(
むしやう
)
にでつかい手を振りました。
銭形平次捕物控:253 猫の首環
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
むしやう(無性)の例文をもっと
(6作品)
見る
無上
(逆引き)
ゆくりない日が、半年の後に再来て、姫の心を
無上
(
むしやう
)
の歓喜に引き立てた。其は秋彼岸の中日、秋分の夕方であつた。姫は曾ての春の日のやうに坐してゐた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
むしやう(無上)の例文をもっと
(3作品)
見る
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