“無生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むしょう50.0%
むせい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の恋敵こいがたきが、相手もあろうに生きた人間ではなくて、いかに名作とはいえ、冷い一個の人形だと分りますと、そんな無生むしょうの泥人形に見返られたかと、もう口惜しくて口惜しくて
人でなしの恋 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
生は無生むせいの土と空気とを変じアマゾンの森となすがごとく、生は無霊むれいの動物体を取り汝の愛せし真実と貞操の現象となせしごとく、生は人より天使を造るものなり
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)