“水鶏”のいろいろな読み方と例文
旧字:水鷄
読み方割合
くいな80.8%
くひな15.4%
くゐな3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
星野温泉の宿の池に毎朝水鶏が来て鳴く。こぶし大の石ころを一秒に三四ぐらいのテンポで続けざまにたたき合わせるような音である。
軽井沢 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
それにしてもあの離座敷は! 夜も水鶏の啼く声の絶えないあの離座敷は! そこで始めて私はその本家の娘といふかの女を見たのではなかつたか。
あさぢ沼 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
私達は茣蓙を持つたり、煙草盆を持つたり、茶器を携へたりして、午前の日影のをりをり晴れやかに照りわたる間を土手の方へと行つた。水田の中では水鶏の声が頻りにきこえた。
ある日の印旛沼 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)