“水鶏”のいろいろな読み方と例文
旧字:水鷄
読み方(ふりがな)割合
くいな84.0%
くひな16.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一つ撓直ためなおして、扉を開けるのですから、出会がしらに、水鶏くいなでもお辞儀をしそうな、この奥庭に、松風で。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そんな事もあったりして、四月になると、京はあおい祭り、やがて節句、長喜庵の水鶏くいなきき、丸山の寮の招き、祇園の稚子行列。
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……水鶏くひなはしるか、さら/\と、ソレまた小溝こみぞうごく。……うごきながら静寂しづかさ。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それにしてもあの離座敷は! 夜も水鶏くひなの啼く声の絶えないあの離座敷は! そこで始めて私はその本家の娘といふかの女を見たのではなかつたか。
あさぢ沼 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)