“水鶏”のいろいろな読み方と例文
旧字:水鷄
読み方割合
くいな84.0%
くひな16.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
星野温泉の宿の池に毎朝水鶏が来て鳴く。こぶし大の石ころを一秒に三四ぐらいのテンポで続けざまにたたき合わせるような音である。
軽井沢 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
解けやらぬ小川の氷の上にはあおじが飛び、空しい枝の桑畠にはつぐみが鳴き、の根の枯草からは水鶏が羽音高く驚き立った。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
それにしてもあの離座敷は! 夜も水鶏の啼く声の絶えないあの離座敷は! そこで始めて私はその本家の娘といふかの女を見たのではなかつたか。
あさぢ沼 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
……水鶏るか、さら/\と、ソレまた小溝く。……きながら静寂さ。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)