“籐椅子”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
とういす91.8%
といす8.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“籐椅子”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.8%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.5%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
間遠まどおに荷車の音が、深夜の寂寞せきばくを破ったので、ハッとかくれて、籐椅子とういすに涼んだ私の蔭に立ちました。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
海浜の宿の籐椅子とういすに、疲れ果てた細長いからだを埋めて、まつげの長い大きい眼を、まぶしそうに細めて海を見ている。
風の便り (新字新仮名) / 太宰治(著)
僕はその時の限りかけた二階の縁に籐椅子といすを持ち出して、作が跣足はだしで庭先へ水を打つ音を聞いていた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「兄さんいよいよ生き甲斐のある時候が来ましたね」と自分は兄の書斎のヴェランダに立って彼を顧みた。彼はそこにある籐椅子といすの上に寝ていた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)