“籐椅子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とういす89.8%
といす9.2%
とゐす1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棕梠しゅろ、芭蕉、椰子樹やしじゅ檳榔樹びんろうじゅ菩提樹ぼだいじゅが重なり合った中に白い卓子テーブル籐椅子とういすが散在している。東京の中央とは思えない静けさである。
冥土行進曲 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
代助は堪りかねてね起きた。跣足はだしで庭先へ飛び下りて冷たい露を存分に踏んだ。それから又縁側の籐椅子といすって、日の出を待っているうちに、うとうとした。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)