“初声”のいろいろな読み方と例文
旧字:初聲
読み方割合
うぶごえ40.0%
うぶごゑ30.0%
うぶこえ10.0%
はつごゑ10.0%
はつね10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし児供でて初声を挙げるのを聞くと、やれやれ自分は世界の男の何人もよう仕遂げない大手柄をした。女という者の役目を見事に果した。
産屋物語 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
はためき渡りたる刹那に、初声りて、しもさんばかりの大雨ちにしてりぬ。
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
鳴神おどろおどろしく、はためき渡りたるその刹那に、初声りて、さしもさんばかりの大雨もちにしてりぬ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
而して此等の物皆な平民社界の心骨より出でたるものなることを知らば、余は寧ろ我邦の如き貴族的制度の国に於て、平民社界の初声としては彼等を厚遇するの至当なるを認むるなり。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
まだ開かぬを並べていて、初声もととのわぬ背景を負ったこの人は、恋愛に関した戯れでも言わせたいような美しい男であったから、女房たちはいろいろな話をしかけるのであるが
源氏物語:46 竹河 (新字新仮名) / 紫式部(著)