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初声
ふりがな文庫
“初声”のいろいろな読み方と例文
旧字:
初聲
読み方
割合
うぶごえ
45.5%
うぶごゑ
27.3%
うぶこえ
9.1%
はつごゑ
9.1%
はつね
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うぶごえ
(逆引き)
なぜならば、今の無心に出た十八公麿の声は、ただの
嬰児
(
あかご
)
の
初声
(
うぶごえ
)
ではない。あきらかに六字の名号を唱えたのである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
初声(うぶごえ)の例文をもっと
(5作品)
見る
うぶごゑ
(逆引き)
はためき渡りたる
其
(
その
)
刹那
(
せつな
)
に、
児
(
じ
)
の
初声
(
うぶごゑ
)
は
挙
(
あが
)
りて、
左
(
さ
)
しも
盆
(
ぼん
)
を
覆
(
くつがへ
)
さんばかりの
大雨
(
たいう
)
も
忽
(
たちま
)
ちにして
霽
(
は
)
れ
上
(
あが
)
りぬ。
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
初声(うぶごゑ)の例文をもっと
(3作品)
見る
うぶこえ
(逆引き)
鳴神
(
なるかみ
)
おどろおどろしく、はためき渡りたるその
刹那
(
せつな
)
に、
児
(
じ
)
の
初声
(
うぶこえ
)
は
挙
(
あが
)
りて、さしも
盆
(
ぼん
)
を
覆
(
くつがえ
)
さんばかりの大雨も
忽
(
たちま
)
ちにして
霽
(
は
)
れ
上
(
あが
)
りぬ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
初声(うぶこえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
はつごゑ
(逆引き)
而して
此等
(
これら
)
の物皆な平民社界の心骨より出でたるものなることを知らば、余は寧ろ我邦の如き貴族的制度の国に於て、平民社界の
初声
(
はつごゑ
)
としては彼等を厚遇するの至当なるを認むるなり。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
初声(はつごゑ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はつね
(逆引き)
まだ開かぬ
蕾
(
つぼみ
)
を並べていて、
鶯
(
うぐいす
)
の
初声
(
はつね
)
もととのわぬ背景を負ったこの人は、恋愛に関した戯れでも言わせたいような美しい男であったから、女房たちはいろいろな話をしかけるのであるが
源氏物語:46 竹河
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
初声(はつね)の例文をもっと
(1作品)
見る
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“初声”と季節(新春)が同じ季語
食物|
切山椒
餅
七種
薺
若菜
行事|
傀儡師
初詣
初荷
恵方詣
植物|
歯朶
楪
橙
福寿草
若菜
時候|
新年
正月
元旦
今年
天文|
初凪
初日
初東風
地理|
初富士
動物|
初烏
初鶏
人事|
書初
双六
年賀
独楽
注連飾
“初声”と分類(動物)が同じ季語
春|
山繭
囀
桜貝
蜷
子猫
夏|
繭
火取虫
髪切虫
夜光虫
蛆
秋|
百舌
鵯
蜻蛉
眼白
猪
冬|
木兎
狼
浮寝鳥
鷹
水鳥
新春|
初鶏
初烏
“初声”の関連語
諺文
国漢文
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬
“初声”のふりがなが多い著者
福田英子
村井弦斎
与謝野晶子
長谷川時雨
北村透谷
紫式部
吉川英治