“はつごゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
初声50.0%
初聲50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
而して此等これらの物皆な平民社界の心骨より出でたるものなることを知らば、余は寧ろ我邦の如き貴族的制度の国に於て、平民社界の初声はつごゑとしては彼等を厚遇するの至当なるを認むるなり。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
たとへばシチーリアの牡牛が(こはやすりをもて己を造れる者の歎きをその初聲はつごゑとなせる牛なり、またかくなせるや好し) 七—九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)